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シニアだから表現できること



日本人はとにかく年を取ることに対して、ネガティブに捉える人が多い気がします。


確かに体は思うように動かなくなるし、覚えも悪くなってくると気持ちも沈みがちになっちゃいますよね。


「もう年だから」といって何かを始める前から自分で諦めてしまっていないですか?

どんなに悔やんでも時は戻りません。年を重ねるほど、フラの踊りは変わっていきます。


フラは年齢を問わず踊れるということもありますが、その変化も楽しむことができることからフラにはまる人が多いのかもしれません。


今回は年配の方の踊りがなぜそんなに魅力的なのか、ご紹介したいと思います。


Kupuna(クプナ)とは何か?

Kupunaはハワイで意味が何個かありますが、今回は一般的に使われている意味をご紹介しましょう。


Kupunaとは人生経験が豊富であり、家族やコミュニティのリーダーでもある尊敬すべき年上の方のこと。(大体60歳以上の方指す)気遣いができ、正当であり、崇高であり、愛を伝え、愛を与える方のことを指します。これぞ、まさしく理想の大人の姿といったところですね。


昔は先生や孫のお世話役を担っていましたが、その絆は特に深かったと言われています。今でもKupunaはコミュニティや家族会議での重要な決断の助言などで人々から尊敬されています。フラの世界でももちろん例外ではありません。



Kupunaのフラは何が違う?



フラ世界でのKupunaはどんな位置づけなのでしょうか?フラでは、コンペティションやクラスなどを年齢別に分けているところもあります。

ここでのKupunaとは55歳以上の方のこと。(カテゴリやHalauによって年齢の差異は多少あります)


私は、個人的にKupunaのフラが大好きなんです。ダンサーそれぞれの人生経験から出てくるもので、表現が人によって異なるからです。


やさしくて強い。余裕があって、笑いがある。情緒があって、深みがある。


真剣に生き抜いてきたからこそ、そういった高みのフラを実現できるのです。


私が考える心を揺さぶるフラは必ずしも技術ではありません。習ってきた年数でもありません。いつの時代も経験から伴う真心のこもったフラは感動を呼びます。

だからこそ、Kupunaのフラはいつ見ても心を惹きつけてやまない理由の一つかと思ってます!


やるからにはプライドを持って

特にKupunaの方は自信を持って踊りましょう。実際ハワイのKupunaが自信なさそうに踊っているところは見たことありません。中には振り付け間違えても堂々としている強者も!笑


でも、私はそれでいいと思います。競争でもないし、人間は誰も完璧じゃないし。その方が人間味を感じられるし、間違えなく踊れた時、自分の成長も感じることもできますしね。踊ることに意義があるのです。


車椅子ででも、膝は曲がらなくとも、腰がそんなに振れなくても、へっちゃらですよ。手、目線、眉毛、口などあらゆる表現で魅了できますからね。また、人生の楽しみ方を知っているKupunaだからこそ、技術ではなく表現力でカバーできるのです。踊るからには心から楽しんで学んでいってほしいと思ってます。


まとめ



昔に比べて医療も食生活も発達し、今のシニアはまだまだ若いと私は思っています。実際にダンサーは心身ともにお若い方がとっても多いです。「ああ、もう歳だ。」と言って自分からフレームにはめ込むのはやめましょう。


フラはアップテンポからゆったりのんびりした曲調があるので、年齢を問わず楽しめます。ぜひ自分のスタイルを見つけてフラ人生を楽しんでいってもらえたらと思います。


最後まで読んでくださってありがとうございます!では今日も良い1日を♪

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